03. 頑張っているのに成果が出ない！　それは、、、

成果が出ない理由で一番多いのは、やっているつもりでも、実は「やっていない」からと言われていますが、
これをご覧の皆さんは、頑張ってやっている方々ということで、それを前提に話を進めます。

頑張っているのに成果が出ない！のは、この３つと言われています。
1．ゴール設定を間違えているから（目的と目標）
２．ゴールは合ってるが、手段が間違えているから
３．ゴールも手段も合っている場合は、手段を実行するだけのスキルが足りないから
それぞれ説明します。

１．ゴール設定を間違えている。（求められている結果を間違えている）
これは、求められている成果を間違えている場合です。
手段も正しく、スキルも持っていて、結果は出せたのに、到達したところが、違っていた。というものです。
指示が悪いとか、勘違いとか、その次の次を考えていなかったとか、いろいろな理由はあります。

２．ゴールは合っているが手段が間違えている。
これも多くあります。
手段を借りてきた言葉だけで議論・相談した場合に多いです。
一般論や定性的な話だけで手段を決めた場合、その行動が結果に直接結びつかないでゴールに届かないです。
ただ、この場合は、ゴール設定が不明確な場合も多く含まれています。

３．手段を実行するスキルが足りない。
残念ですが、これは、当人だけの責任ではなく、上司の責任です。
皆さんが実行者である場合は、自分で正確に判断できないことが多いので、今はこういうことが存在している。ということだけを認識していれば良いです。このあと、だんだんと見えるようになってきます。

仕事は、作業としての指示で言われることが多いようです。
で、その通りにやって完成し、報告に行くと、こうじゃないんだよ。って言われたことありませんか？
例えば、データのまとめ、エクセルで集計し、パワーポイントで綺麗にグラフを作っても、そのグラフを何に使いたいかを知っていなければ、いくら綺麗に作って見た目の完成度は100点でもだめですよね。
この目的をちゃんと伝えられない上司もいっぱいいます。
防衛策として、目的を考えて、出来れば、確認しましょう。
その目的に合った目標の設定が必要です。
また、仕事（作業）ごとに、目的と手段と必要スキルなども意識しておき、結果が出たところで、振り返ってみてはいかがでしょうか？
きっと、次につながると思います。

＜今日のキーワード＞
１．目 的　　：その仕事（作業）によって実現したい状態
２．目 標　　：その目的を達成するために必要な仕事（作業）の成果
３．ストーリ ：目的/目標を達成するための戦略/戦術/想定課題/対応/作業/などからなるゴール（目的/目標）までの到達方法