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07. 言葉の定義を意識する

仕事で、成果を出している方が、楽しいですよね。
じゃあ、成果を出せないとき、出ないときって、どういう時でしょうか?
色々な原因がありますが、その中の一つにコミュニケーションエラーがあります。
良く言われる、コミュニケーションをちゃんと取れよ。です。
管理職研修などでも、良く言われています。
これの基本は、会話ですが、研修では、あいさつや、コミュニケーションの場など、テクニック的なことを言われることが多いため、自分から部下に挨拶をして満足している人がいます。
で、部下が失敗すると、ちゃんと言っているのに、、、何度も言っているのに、、、と部下のせいにしている人までいます。
(確かに、そういうことを否定はしませんが)

実は、コミュニケーションミスの最も多いのは、誤解です。
分かったつもりになっている。です。

指示をしたとき、「これ、すぐまとめてくれる?」なんて言ってませんか?
日ごろの仕事の関係で、伝わる、ってこともありますが、、、
あなたが、「すぐ」イコール「今すぐ、着手して、今日中、早ければ途中のものを午前中に欲しい」と思っていたとしても、指示を受けた人が、
こういうの、前にもあったなぁ、、、
ちょっと見たら、これっていつもの月一定例会議用の資料だなぁ。
だったら、だいぶ先だから、いつもの月末では無く、早めに今週中に完成までさせて、喜んでもらおう。
で、帰宅時でも報告が無いから、確認すると、
「あぁ、明日やりますよ。いつもよりも2週間は前倒しで提出します」
ってニッコリ答えられたらどうしようもないですよね。
内心、明日から2週間出張だっていうの知ってるだろうに、なんで、明日なんだよ。
良くある話しです。
日本人は細かく言うこと、聞くことを良しとしない文化があるよううです。
ですが、言葉の意味は、人によっても違います。また、同じ人によっても、その時々で違います。
「すぐにやって」も今すぐなのか? いつもよりも早くなのか? 着手だけ早くてよくて完成はいつも通りなのか?
良かれと思ってやっていることで、叱られるのはかわいそうです。
その指示は、どういう意味なのか? なんのための作業なのか? どのレベルまで望んでいるのか? 仕事の境界線はどこにあるのか?
これまでの経験から得られたコミュニケーションで失敗した事例を整理して、伝え方、伝えた後の確認の仕方、ミスしたときのリカバリーの仕方、などを整理して、これからの活かしてください。
まずは、人それぞれで言葉の定義が違う、その時々でも違う、ということがいっぱいある、という認識で、伝える、ではなく、伝わっている、を確認するようにしましょう。

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