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お知らせ

2020年活動報告

右肩上がり

2020年は、実質的な活動開始の年でした。
大きな成果をあげ多くのクライアント様に喜んでいただけました。
いくつかの内容をご報告いたします。

1.ターンアラウンド
いわゆる赤字状態もしくは大きく落ち込んでいる企業様の実務改善活動です。
財務上の対応で行うものもありますが、弊社は、実務改善で経営の立て直しを行います。
緊急度が高いものは、即効性のある財務上の対応をまず行うことになると思います。
しかし実務において本質的な改善を行わないと助かりません。
実務上の改善は、「現状分析(課題と原因を明確にする)⇨対策立案(戦略の可視化:管理会計導入売上拡大原価低減)⇨役割設定⇨メンバースキルアップ⇨実行支援」と進めていきます。
今回は、戦略&中計&年度計画と各部門の実行計画と検証方法などの詳細計画作成まで完了
実施計画上、目標達成の見込みが取れており、現時点の改善結果(やり方の正当性を証明できている)も出ました。
ただし、ここまでは通常のコンサルティング会社でも作業としてはやっていると思います。
戦略計画書は、できていても成果に繋がらない場合が多いです。
弊社は、ほとんどの場合で、そういうお困りの状態からスタートして変えていきます。
多くの人は、マニュアルを読んでもできるようにはなりません。
出来るようにするポイントをしっかりとコーチングしました。
どこのコンサルティングでも、分析、戦略、ゴール設定ややり方など、正答と言えるものを伝えることはできると思います。
ただし、本当の成果を出すには、その会社の個人や組織が、理解して、行動できる、つまり自走できるところまで到達しないと本当の改善にはなりません。
そのため、成果を出すには、人に焦点を合わせないといけません。
目的・目標、つまり求めている成果とそのための行動の繋がりを実際にやる人たちで腹落ちする必要があります。
理解ではありません。
腹落ちするためには、目的を理解し、作業と目的の繋がりを認識した上で、自分の役割を自覚するところまで進めないといけません。
そのためには、トライアルとしての行動とその成果を可視化してあげることも必要です。
一番必要なのは、それぞれの人、一人一人異なる思考回路を理解して、それに合わせて説明ややってみせるなどを行います。
弊社は、利益率:10%、原価:60%、経費:20%、投資&BCP:10%を基本にして、個々の業種に合わせて原価率や経費、その他を設定しています。
(業種やビジネス形態などで数値目標は変わります)
利益を上げるには、最小単位でのコストダウンではなく、全体における利益構造分析から行います。
そのためには、この仮設定でスタートさせて、財務会計からその中身(実際の行動)を分析して、管理会計へ落とし込みを行います。
そのあと、製造や営業などの実際の活動実績をデータ取りし、分類、分析を行います。常に実際の行動をイメージしながら行うことが重要です。
売り上げと営業活動の紐付け、原価と製造活動の紐付け、これらを可視化して実際の行動(作業)を、各人の役割を自覚とともに計画の中心に持っていきました。
あとは、課題を意識しながら行動するだけです。
なんか出来る気がしてきた、雰囲気が変わったとおっしゃっていただけたのが、嬉しいお言葉でした。

2.マーケティングコーチング
売り上げを上げるため、販売の前に、マーケティングの内容、売れる原理、「売れる」に関係する条件などをコーチング。
戦略・戦術から実行計画までをコーチング。
マーケティングとは、売れる確率を上げるための仕組み解明と仕組みづくりです。
そのためには、お客様の求めている価値を読み取ることが必要です。
それはアンケートでは正確にはわかりません。
私も含めて、人は、買うということは、もっと奥深いところで決定しているようです。
言語化できないレベルのようです。
言語化しているのは、後付けのことが多いし、現状ベースで決定していることが多いです。
だから、求めている価値の本質を具現化することで、大きく売り上げをあげられます。
これは、常識や知らないうちに決めてしまっている前提条件などを取り除くことでしか辿り着けません。
確率は、分母と分子の関係なので、率をあげるには、
分母(対象の属性)を規定する。
分子(対象そのもの)を明確にする。
この二つになります。
また、売り上げをあげるには、これにかける値(活動数)を上げることが必要です。
売り上げUP=分子/分母x活動数
(確率は、正確ではなくて、意味は効率に近いです。コントロールできるからです。)
その結果、対現状で最終的には2倍が、今年は20%UPが見えました。
製造業で、利益を上げるのは、製造です。
しかし、それを実現するには、売り上げ目標の達成が必須です。
みなさんの会社の一人あたり売上高はいくらになってますか?

3.ものづくりコーチング
確実に利益を上げるため、ものづくりの基本中の基本となる技術で品質をあげ、原価を下げる、を実施。
製造業で、品質をうたう企業様は多いですが、本当の意味を理解しているところは少ないのが現状です。
製造業の基本は、品質です。それは、ビジネスの基本となる価値の核となっているからです。
品質は、技術で実現させます。
今回は、もっとも基本となる時間での生産性をデータ分析から25%UPを実現。
原価は、局所的な観点でのコスト計算やコスト低減対策などありますが、
大局的には、人・物・金の投資に対するアウトプットの効率を考えます。
例えば、60分で、10個、作っているとすると、1個あたり、6分となりますが、
作業そのものは、30分、前段取り(作業前)が25分、後段取り(作業後)が、5分の場合、
前段取りを10分にすることで、60⇨45、つまり、1個あたり、4.5分で、1/4の削減となります。
これは別に珍しくなく、外段取りや、作業標準などで対応可能です。
利益を上げるためには、1個当たりで考えるのではなく、全体工数を変えずに、生産量(売り上げ)をあげて確保します。
もしくは、1年間で、1ヶ月で、1週間で、1日で、機械が稼働している時間の割合はどれくらいになっていますか?
全体で見ても、例えば毎日15分の朝ミーティングがあるとすると1日が5時間なら5%、10時間なら2.5%、
メンテナンスで1日止まると年間稼働日が200日だと0.5%、、、全ての作業の意味づけを行います。
今回は、25%の改善に繋げることができました。
実際には、マニュアルを作ることをゴールにしても成功しないので、管理職から一般職までのものづくりに関する理念コーチングを実施しました。
また、年間、月間、週間、1日、などでの、稼働可能時間に対する実生産時間をデータから見える化して、数値目標とともに実行計画を立てKPI検証しながら進められるようにしています。
これまでコーチングした製造業の経験では、これに関する有効的なデータがほとんど無いので、今回は、データ化の仕組みも平行してコーチングしました。
みなさんの会社でも、1年間の時間に対する実稼働時間(実作業時間)を出してみてください。
ご自分で思っているのと大きく違いが出てくると思います。
データを分析し、何をすればいいかを見つけて、利益を上げましょう。

4.生産性向上(≒働き方改革)
全社員の活動を成果に効果的に繋げるため、全社活動として、「意識改革」「データ分析」「業務フロー」などをコーチング実施。
意識改革:仕事、働くこと、それらの意味を、自分を主語にして再認識。
全ての本社社員と営業部員、及び製造部門のリーダー以上の方へ実施。
のべ千人以上、仕事で楽しい時を再認識していただき、それを再現するための行動指針を自覚することで、生産性向上した。
データ分析:多くの会社で正しいデータ分析がされていないです。作業と目的・目標つまりゴールとの繋がりを、見える化して、何をすればいいのかを明確にした。
多くの会社と同様に、データ分類までは出来ているが、グラフを書くだけで終わっています。
成果を出すための行動や課題との関係、inputとoutputの関係を見える化して作業(戦略)の正しさと検証の精度を上げていきます。
業務フロー:成果を出すためには、適切な目的・目標が必須です。
それに対して、データ分析からなる戦略・戦術及び課題対応を含めた実行計画が必要です。
そして、自走していけるようになるには、業務フローが出来ていなければなりません。
誰かがフローを作って終わり、では意味がありません。(最初に誰かが作る。はOK です)
なので、各人の役割に落とし込めるための、
「全体像」⇨「全体フロー」⇨「業務フロー」⇨「作業フロー」をその本質を理解して、作業そのものの意味を見える化することで、
一つ一つの自分の作業が、成果に繋がっていることを自覚できるようにします。
組織の役割、個人の役割、これらが全体の目的・目標、戦略としっかりと繋がっていることが重要です。
これらを、個人の内側から瞬時に自発的に行動できるようなコーチングを実施し、見える変化まで実現しました。
今年は、本当の成果につなげる年となり、その成果は確実だと思います。

5.エクゼクティブコーチング
実業を立て直すためには、トップの意識改革が必須です。
会社のトップ、組織のトップ、この役割は非常に重要です。
考えではなく、意識を変えないと組織改革はできません。
本気で変える、本気で変わる覚悟、
ある意味、これまでの常識を変えるイノベーションを起こす覚悟が必要です。
誰よりも従業員を第一に考えて経営することで、実業での社会貢献の進化を進め、それがそのまま企業の成果(売り上げと利益)となることを腹落ちしていただきく、
そのために、「ビジネスとは」「経営とは」「経営者とは」「企業理念と経営理念の違い」「財務会計から管理会計へ」「中計と年度方針と部門中計の関係と各部門でのKPI管理(検証)」「利益率10%:目標値の意味」などなどを、経営者様へ週一で実施。その結果、データの重要性、見様見真似の組織ではなく、戦略から来る役割ありきでの組織構築も実行でき、動きがよくなりました。
組織では、トップは、社長だけをいうのではありません。各組織での責任者の意識改革が絶対に必要です。
意識は、絶対に成果を出す覚悟を持つことです。
それが組織における責任者の役割(責任)です。

6.新規事業コーチング
何をするか、だけではなく、何のために、どうして、、、などを基本からコーチング。
ネームバリューを上げる、とか、事業模索のテストケース、などではない場合、実際にどれだけの売り上げ(というよりも利益)を上げるのが適切なのかを設定しました。
例えば、製造業における従業員1人当たり売上高は、全国平均で3,124万円(中小企業含む)となっています。(経済産業省)
また、該当企業での平均売り上げに対して、新規事業をどう位置つけるかが、重要です。
全く新規な事業の場合、ストーリを3つ程度に想定しておくことで成果を出しやすくなります。
ビジネス、新規事業、利益計画、計画書作成、データ分析、データー取得、などなど、コーチングを実施し、2021年度の実行計画実施に向けて完了しました。

これまでのコンサルティング会社で、全く成果が出なかった案件でしたが、弊社で対応し、改革への道筋が完了しました。
(ほぼ全てのケースが、これまでのコンサルで成果の出ないクライアント様です。遠慮なくお問い合わせください)
1年で、ここまで変わったみなさんは、必ず成果を出すことができると信じています。
代表取締役の方や幹部の方々、一般の方々のより大きな変化・成長と自走に、期待しています。
ありがとうございました。

<補足>
本活動におけるアンケート結果は、以下のようになります。
・これがコーチングなのか!
たった1日、それも最初の1時間もかからずに、みんなの目が変わったのを見て、信じられなかった。
・仕事を楽しむ、楽しいってことが、こういうことかと、わかってからは、毎日が楽しい。
・これ、今までに一度もこういうことを教えてもらっていない。若い時に知っておきたかった。
・これまでの本やセミナーは何だったんだと思う。
(本やセミナーは、知識、知る、をゴールにしたティーチングですので、その意味では必要です)
・よくあるコンサルのわからない言葉を使うことなく、全てが、原理で繋がっていることを腹落ちさせてくれるので、終わった後に行動につながるのが、すごい。
・アドラーの心理学を初めて知りました。
相手の課題のその先をコーチングしてもらったので、不完全燃焼ではなくなりました。
・群盲像、初めて知りました。
確かに、それぞれのことは正しいかもしれませんが、自分たちのやりたいことに直結したものにするには、理(ことわり)を理解して、状況に応じた行動が必要ということで、この言葉の本当の意味を知ることで自分の行動につながると思いました。
・悪い点は、、、
最初よくわからない、ですかね。最初の数分で、コーチングの真髄に乗せられていくのですが、マニュアルのような答えをすぐ言ってくれるわけではないので、本質を理解するコーチングから入ります。
ただ、だからこそ、上辺じゃなくて、自分でできるようになると思います。
・仕事だけじゃなく、私生活でも毎日が、違って見えるようになりました。
もっと、コーチングを受けたいです。
・絶対に無理だと思っていた売り上げアップや利益向上、品質改善などがとっても簡単に解決されるのを見ると信じられない気持ちです。
・以前は、何をするにも絶対に無理だと思って、言い訳をして行動しなかったのが、今は、出来そうな気がする、となり、行動するようになりました。

弊社は、即効性のあるコンサルティングだけではなく、
「人・組織と企業の成長に貢献する」ために、自走できるコーチングをもっとも得意としています。
新入社員から管理職、幹部の方まで、お問い合わせください。
また、利益を上げるための戦略立案、データ分析など、あらゆるお困りごとを、遠慮なくお問い合わせください。
ほぼ全ての案件が、大手コンサルティングで、成果が出なかったものです。
知る、わかる、やる、がゴールのティーチングがほとんどのコンサルティングとは異なり、「絶対に成果を出す」をコーチングによりやります。
(それは、本当のコンサルティングではないと思っています。本当のコンサルティグは、お客様が成果をだすことです。)
すべての人、組織、会社、は、成果を出せるだけの能力を持っています。
その出し方を知らないだけです。
それには、どうすれば良いかの行動を知るだけではできません。
行動する、その思考回路を作る必要があります。
関係する方々の思考回路(いわゆる性格も)を一瞬で理解して、個別対応していきます。
1,000人程度までなら、実績がありますので、遠慮なくお問い合わせください。
特に、これまでのコンサルで成果の出なかった方は、まず、お問い合わせください。
小さな案件でも、自分をなんとか変えたい、成長したい、と本当に思っている方は、本気で対応させていただきます。

なりたい自分になる。頑張っているのに成果を出せないで困っている方へ、
必ず成果を出す!
人・組織と企業の成長に貢献する」
Business & Innovation Coaching のTTRコンサルティングです。
どんな課題でも、、、他で対応できなかった課題、、、これまでどこのコンサルでも実現できなかったこと、
まずは、ご相談ください。

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