09. 成果を出すための大きな流れを理解しよう!
成果を出すには、大きな流れを理解する必要があります。
ほとんどの場合、やること、作業視点で始めてしまっています。
それでは、「やっている」でしかありません。
結果は出るかもしれませんが、望んでいる成果にはなりません。
まず最初に、
1.目的を理解する。
どういう結果が欲しいのか?
何のために、その状態になってほしいのか?
を、考えます。
しかし、ほとんどの場合、上司や人からの依頼は、「これ、やって」というように、作業レベルで言われてしまいます。
自分で、しっかりと目的を理解し、目標やゴールイメージを腹落ちさせます。
2.全体像をとらえる。
次に、登場人物、関係する人や組織を整理します。
また、誰が、誰に、何を、いつ(までに)、何を、などを整理します。
やることよりも、最終的な状態をイメージすることが大切です。
3.「全体フロー」⇨「業務フロー」⇨「作業フロー」を可視化していきます。
全体像が、わかれば、その大きな流れを整理します。
いきなり細かく書き出すと本来の目的がどこかにいってしまいます。
大きさの単位を、全体、業務、作業、というように落としていきましょう。
整理する時のポイントは、前後関係と合流です。
何かを始める時に必要なものが揃っているかはとても大事です。
これらを、最上流から、組織や個人の役割に落しこむことと、その作業の意味を繋げることをしていきます。
4.作業定義を行う。
作業分解を行う。
正しい作業分解を行わないと成果にはつながりません。
基本的に最小単位となる作業分解を行なっていれば、それは、一つ一つが3分以内で出来るはずです。
作業は、その時間、定められた行動を行うことで求めている結果(一つの作業単位での)を出せます。
それがつながっていくのです。
作業は、時間比例となっているはずです。
3分でできないとするとそれは、正しく作業分解できていません。
これらを意識して、出来るように身につけていきましょう。
*補足
一生懸命に仕事(作業)をしていても成果が出ないのは、
・その作業が、成果に繋がっていない。
単に時間を使っているだけの上記の流れを意味していない成果につながらない作業だからです。
これは、仕事をしているつもりですが、仕事はしていません。
・作業の定義を間違っている。
作業と言いながら、時間をかけても結果が比例してないことがあります。
これは、作業(仕事と思っている)の定義を間違っていて、その中で判断や迷いをしています。
迷いは、迷子のような状態です。confused、混乱しているので、同じところをずっと回っている状態です。
業務フロー、作業フローを意識して、作業と判断を分ましょう。
判断できないのは、「判断基準がない」、「判断材料が足りない、不適正」だからです。
上記流れの意味を理解できるようにしていきます。
みんなができるようになっています。
わかれば簡単ですが、訓練が必要です。
自転車に乗るようなもので、非常に簡単ですが、やらない限りできるようにはなりません。
マスターして、楽に(無意味な無駄なく)成果をあげられるようになりましょう。
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